2015年09月09日

週刊金曜日、中国新聞ほか

 「週刊金曜日」(9月4日号)という週刊誌にハルキ文庫の書評が載っています。ツイッターに何人かの人が書いているのを見て知りました。早速買って読んでみました。評者は歌人の山田航(やまだ・わたる)さん。1ページにわたって書かれていて、とても心にしみる紹介文です。全文引用したいところだけれど、まだ発売中の本でもあるし、著作権の問題もあるので、部分的に紹介します。まずは書き出しの部分。
「この詩人には思い入れが強い。辛いことの多かった会社員時代に、図書館でたまたま『早く家へ帰りたい』(偕成社)という詩集に出会い、泣くほど感動したのだ。(中略)『早く家へ帰りたい』は、私にとってもっとも大切な本。面白かったとか勉強になったとかではなく、自分の魂の一部に組み込まれている一冊なのだ。」
 という具合に『早く家へ帰りたい』から始め、これまでの詩集の変遷を書いてくださっています。
 そして最後は次のように締めくくられています。
「高階杞一ほど、同時代を生きていることを幸福に感じさせてくれる詩人はいない。この言葉と、この感覚を、リアルな時代の呼吸とともに味わえる。彼の詩はきっと、沢山の人を救う。」
 自分で書き写すのがはばかられるほど、本人には面映ゆい言葉ですが、山田航さんの思いをありがたく素直に受け止めたいと思います。

 『早く家へ帰りたい』と言えば、つい最近、中国新聞(9月6日付け)のコラムにも取り上げられていました。こちらは、シリア難民の幼児がトルコの浜辺に打ち寄せられて、世界中に衝撃を与えた写真に絡めて書かれています。この報道では、父親の話す言葉にやはり胸が締め付けられるような気持になりました。

 http://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=183425&comment_sub_id=0&category_id=143

 朝日中高生新聞(8月9日付け)では金原瑞人さんがまた『水の町』を取り上げてくださっています。

朝日中高生新聞「水の町」金原瑞人2015.8.9(日) (1024x718).jpg


 このほか、先日9月6日(日)の読売新聞にハルキ文庫の書評が載っていたとの情報を得ていますが、こちらはまだ入手できていません。

posted by 高階杞一 at 12:20| Comment(0) |