2016年02月19日

オデッセイとディスコ音楽

 昨日は映画を観にいってきました。ガーネットの編集で大変なときですが、忙中閑あり、と言うことで。
 観てきたのは「オデッセイ」というSF映画。火星での探査任務中、嵐に遭い、他の5名がロケットで脱出した中、ひとりだけ火星に取り残され、食料も水も酸素もわずかしかない中、次のロケットが到着する4年後まで生きのびようとする物語。それは無理やろ、と言うようなツッコミどころ満載の映画ですが、ハラハラしたり、笑えたりするシーンもあって、最近観たSF映画の中では特撮の迫力だけでなく、ドラマとしても楽しめるものでした。
 さらにこの映画の特殊なところは、SF映画でありながら全編に70年代のディスコ音楽が流れるという点。アバの「Waterloo」やドナ・サマーの「Hot Stuff」、グロリア・ゲイナーの『恋のサバイバル』などなど。最初に流れる音楽がセルマ・ヒューストンの『Don’t Leave Me This Way』で、これはそのまま「わたしを置いていかないで」という主人公の気持ちを代弁しています。
 こうした軽快な音楽ゆえに火星にひとり取り残された男の悲壮感が感じられないという批判もあるかもしれませんが、逆の見方をすれば、こうした音楽でも聴いていなければとても絶望的な状況下で生きていけないと言えるのかもしれません。

 ガーネット次号の発行は3月1日。間に合うかどうかという瀬戸際の状況下で、こちらは音楽もかけずにあがいています。

 「オデッセイ」公式サイト http://www.foxmovies-jp.com/odyssey/

  挿入歌 http://moviematome.com/themartian/
 
posted by 高階杞一 at 12:00| Comment(0) | 日記

2016年02月13日

ガーネット&三好達治賞

 ここ数日、ガーネットの「詩集から」のため、寄贈を受けた詩集等を読んでいます。ちゃんと数えてはいないけど、ざっと70冊ぐらいかな。すっと読み飛ばせるものもあれば、なかなか読み進めないものもあり、いつものようにかなり時間がかかっています。毎回、これはおもしろいと思う詩集に2、3冊は出会えるのですが、今回は3分の2ほど読み終えてまだそうした詩集に出会えていません。残りの中にあることを期待して、爆読を再開。
 昨夜、Yさんからメールで、今年の三好達治賞が谷川俊太郎さんに決まったとの連絡がありました。三好達治の紹介で詩壇デビューした谷川さんだから、いちばん賞にふさわしい人が受賞したと言えます。今まで数々の賞を受けて賞慣れしている谷川さんも、この受賞はそれなりに感慨深いものがあったのではないでしょうか。受賞のコメントにも、「その名を冠した賞をこの年になっていただくことになって、言葉に尽くせない感慨に襲われています。」と書かれています。
 贈呈式は3月25日(金)。お祝いに駆けつけたいと思っています。

 http://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000342340.html

posted by 高階杞一 at 12:38| Comment(0) | ガーネット

2016年02月08日

神田飲み会&柳波賞授賞式

 一昨日の土曜日は2時過ぎに家を出て、新幹線で上京。もう夕方近い時間でしたが、車窓から雪をかぶった富士山がきれいに見えました。うっとりとそれを眺めつつ、いつしか眠気に誘われ、気がついたら東京に着いていました。そこから宿のある神田へ行き、ホテルで一服。そのあと神田駅前の居酒屋へ。柳波賞授賞式前日恒例の飲み会で、この日の参加者は江夏名枝さん、隅田有さん、宇田川新聞さん、ぴっぽさん、そしてガーネット同人である廿楽順治君の5名。宴の半ばからは思潮社の藤井一乃さんが飯田橋での仕事を終えて駆けつけてくれました。ぴっぽさんと藤井さんとは思潮社の先輩後輩の間柄。ぴっぽさんが先輩で、1年ほど一緒に仕事をしたそうです。
 宴会はいろんな話で盛り上がり、気がついたら11時過ぎになっていました。4時間以上飲んでいたことになります。それでも宿に帰ってから、さらに寝酒を飲みつつ、詩の推敲などをしてから床に就きました。さすがに飲み過ぎたのか、朝起きたらまだ顔が赤く、アルコールが残っているようでした。朝風呂に入って眠気を覚まし(ついでにアルコールも飛ばし)、次の目的地である上毛高原駅に向かいました。
 駅には沼田市の職員の方が迎えに来てくださっていて、車で沼田市へ移動。この日は快晴で、車の中から周りの山々がいつもにもましてきれいに見えました。沿道の田畑に雪がうっすらと積もっていました。今年は暖冬で雪も例年より少ないとのこと。
 11時から柳波賞受賞者の方々と懇談&昼食会。その席上で受賞者の方からサインを頼まれました。いつものように著書へのサインかと思ったら、色紙を持ってこられていて、ここにサインをと頼まれました。これでは署名だけで済まないので、自作の1節を思い出しつつ書いてお渡ししました。すると、その方が隣に坐っていた別の受賞者に、「もう1枚あるから、あなたも書いてもらいなさい」と言って、色紙を渡したのでした。で、結局同じものを2枚書くことになりました。最初に色紙を持ってきた人は、僕が失敗するかもしれないと思って予備を持ってきてたのかなあと思っていたら、そのあとの受賞者ひとりひとりの挨拶で、そうではないことが分かりました。その方は、「黒木瞳さんも来られると思って、色紙を2枚持ってきました」と言ったのでした。周りで笑いが起こる中、僕は、「すみません、僕だけで」とあやまりました(笑いながらですが)。
 選考委員に黒木瞳さんの名前があるから、この授賞式にも黒木さんが来ると期待していた人が多かったんだろうな……。何だか期待を裏切ったようで、申し訳ない気持ちになりました。
 午後からの授賞式では、NHK大河ドラマ「真田丸」の真田家と沼田市との関係を枕に講評を10数分行い、無事に終了。慌ただしくも楽しい2日間でした。

posted by 高階杞一 at 23:44| Comment(0) |