2016年06月30日

ハードな1ヶ月

 今月末が締め切りだった詩を昨日仕上げて送りました。今回は4日ほどで完成。自分にしては珍しく早い完成です。「びーぐる」や「ガーネット」の原稿や編集でかなり疲弊している姿を見て、仕方ないわね、とミューズが早めに降りてきてくれたのかもしれません。数えてみたら、今月だけで散文も含めて10本の原稿を書いています。かなりハードな1ヶ月でした。
 詩作と並行してこの4日ほどはガーネットの発送作業をしてました。封筒の宛名印刷や購読会員への送付状の準備は完了。あとは寄贈する方々への簡単な送り状を書くのみ(これがけっこう時間がかかるのですが)。ガーネットを発送し終えたら、やっと一段落という感じです。あともう少し。

 6月も今日でおしまい。もう1年の半分が過ぎたのかと思うと、時間の過ぎるのが何とも早い感じがします。外は今にも降り出しそうな空模様です。ワンコたちの散歩までもってくれたらいいんだけれど。

posted by 高階杞一 at 12:33| Comment(0) |

2016年06月26日

ガーネット79号、編集完了!

 ガーネット次号(79号)の編集が完了し、さきほど印刷所に入稿しました。版下は昨日にはもう出来ていたのですが、土・日は印刷所も休みなので、早く送っても同じと思い、念入りにチェックしてから送ることにした次第です。おかげで何カ所か間違いを見つけることができました。
 ページ数は前号と同じ68ページ。7月2日(土)には出来上がってくる予定です。
 今回は自作の「歌のアルバム」に苦しめられました。5月中にほぼ出来上がっていたのですが、6月に入って見直したら、どれももうひとつ。そこで4作のうち2作を全面的に書き換えることになりました。何とか読むに耐えるものになったと思うのですが、その判定は読者に委ねるしかありません。

 このあと、今月末締め切りの詩がひとつあります。これもまた苦しめられそうです。
 
posted by 高階杞一 at 21:20| Comment(0) | ガーネット

2016年06月22日

水の駅

 今朝、テレビを見ていたら、俳優の大杉漣が出ていて、劇作家で劇団「転形劇場」の主宰者であった太田省吾との思い出を語っていた。転形劇場と聞いてすぐさま「水の駅」のことが甦ってきた。初演が1981年というから30歳の時。舞台などほとんど観ることがなかったが、これは評判につられて観にいったのだと思う。そして、衝撃を受けた。セリフは一切なし。舞台装置も中央に立水栓がひとつあるだけだったような気がする。その周りで役者たちがスローモーションで動く。バックにはエリック・サティの「ジムノペディ」が流れていて、それがとても印象的だった。
 70年代から80年代初めにかけてはアングラ劇団が隆盛の時代で、転形劇場もそのひとつ。無言劇という実験は、当時の演劇人の誰もが影響を受けたサミュエル・ベケットの舞台に倣ったものだろう。この少し前にはH詩賞を受賞した荒川洋治の『水駅』(1976年)が出ている。ひょっとしたら太田省吾はこの詩集からもヒントを得ていたのではないかと思われてきたりもする。
 1981年と言えば、僕はその前年に第1詩集『漠』を出したばかりで、これを読んだ荒川さんから突然自宅に電話がかかってきたことをなつかしく思い出す。

 転形劇場 http://www.officej1.com/70avna_gard/drama15.htm
 
 「水の駅」  https://www.youtube.com/watch?v=rx6q8XxLIr8 
 (このサイトではサティの「ジムノペディ」が聴けます)

 「水の駅」の再演(太田省吾の演出とは違いますが、雰囲気はつかめると思います)
  https://www.youtube.com/watch?v=C3PHV4kxqbY
 
posted by 高階杞一 at 13:06| Comment(0) | 日記

2016年06月16日

梅雨の情景

 梅雨入りしてから1週間ほど。雨に降られるのはイヤだけど、雨に濡れたみどりの情景はきれいで、いいなあと思います。田植えも終わり、水田には小さな苗が並んでいます。日本の原風景と言われたりしますが、千年前、2千年前には見渡す限りの水田が広がっていたんだろうなと思うと、時間を越えて、そこに、それを眺めていた自分がいたように思えてきたりします。
 こんな時期の水田を詩に書いたことがあります。ふっと思い出したので掲載します。

         初夏

  郵便屋さんがくる
  山の上からゆっくりと
  夏をつれて下りてくる
  水を張った田んぼには
  白い雲が落ち
  みどりの苗が
  文字のように並んでる

  あれは
  誰への手紙だろう

     ゴメンネ 遅クナッテ

  と
  声がして

  遠い
  はるかな所から
  郵便屋さんがやってくる
  ぼくのポストへ
  一歩一歩
  夏といっしょにやってくる
            (『空への質問』より)

 びーぐるの「詩歌の植物」を昨日書き上げ、編集部に送りました。今回の題材は「蓮」。原稿用紙に換算して26枚。今までで1番か2番目ぐらいに長いものになりました。長いけれど、推理仕立てのような感じで書いたので、けっこうおもしろく読んでもらえるのではないかと思っています。乞う、ご期待。

posted by 高階杞一 at 12:02| Comment(0) |

2016年06月09日

柳波賞、募集

 第18回柳波賞の募集が始まりました。メールでの応募もできるので、皆さん、どしどし応募してください。
 応募方法等の詳細は次のサイトをご覧ください。
 http://www.city.numata.gunma.jp/kyouiku/shakai/1003937.html
 ちなみに去年の総応募数は1,415点。柳波賞を受賞したのは次の作品でした。

     もずよ
             金井 勉
  りんごの
  小枝の先に
  蛙の干物が ゆれている
  もずが忘れた はやにえか
  風が吹くたび
  ひかってる

  ごらんよ
  もうじき春だ
  りんごの蕾が うごきだす
  もずよ 急いで食べないと
  風に さらわれ
  なくなるぞ

  もずよ もうすぐ
  りんご畑は 花の波

 こちらは目下、びーぐるの原稿(詩歌の植物)執筆とガーネットの編集に追われています。まだ当分、忙しい日々が続きそうです。

posted by 高階杞一 at 10:49| Comment(0) |