2016年07月21日

夏の旅行と草刈り

 毎年恒例の夏の旅行。去年は家人の腰痛手術後間もないため断念しましたが、今年は問題なし。そこで昨日、あれこれと旅行サイトを見て、宿を探しました。ワンコたちがいっしょなので、宿はどうしても限定されてしまいます。一般の客室だとワンコたちも自由にできないし、こちらも気を遣うのでコテージを中心に探しました。そうしてあれこれ検討した結果、やっと良さそうな宿を見つけて予約しました。
 場所は信州の八ヶ岳。八ヶ岳には今まで何度も行っています。周辺の観光地にもほとんど行っているので、その辺が少し物足りないところですが、日常から離れ、涼しい森の中で過ごせればそれだけでもいいかと。行くのはまだ1ヶ月ほど先ですが、暑い夏を乗り切る楽しみがひとつできました。

 今日は昼から庭の草刈りをします。前回刈ってから2ヶ月ほど。もう草ぼうぼうです。1回の草刈りで体重が2キロほど落ちます。それぐらい重労働で、マンションならこんな作業をする必要もないのになあと、時々思ったりもします。
 草刈りと言えば、以前、草刈りの詩を書いたことがあります。『いつか別れの日のために』に収めた「午後」という詩。自分ではそれほどいい詩だとは思わないのですが、ガーネット同人の神尾和寿はこの詩を絶賛してくれました。彼はこの詩のどこが気に入ったのだろう?

         午後

  今日は草刈りをした(小さな庭なのに)
  たっぷり二時間もかけて
  
  刈ってしまうと
  後はもう何もすることがなくなった
  
  縁側に坐って
  土のむき出しになった庭を見る
  
  木の黒い影がゆれ
  小さな鳥が草の実をつついていた
  
  木にも鳥にも
  することはいっぱいありそうだった
  
  どこかで電話が鳴っていた
  家の中だか
  
  よその家だか
  わからなかった

posted by 高階杞一 at 12:15| Comment(0) | 日記

2016年07月16日

びーぐる32号刊行

 「びーぐる」32号が出ました。予定より4日ほど早い仕上がりです。
 今号の特集は「詩で詩を語ること」。テーマに沿った詩と、エッセイ、それに三好達治賞授賞式での谷川俊太郎さんと山田兼士さんの対談の3つの柱からなっています。僕も詩で参加しています。たった10行ほどの短詩で、タイトルは「紙の上」。
 連載16回目となる「詩歌の植物」の今回のタイトルは「蓮食いびとの<蓮>とは何か」。紀元前8世紀末頃のギリシャの吟遊詩人ホメーロスの「オデュッセイア」に出てくる蓮食いびとの「蓮」が本当に蓮であったのかどうか、さまざまな資料から考察しています。さて結論は? それは本誌をご覧ください。意外な結末が待っていますので(笑)。

 今号の詳細は山田兼士さんのホームページ(32号の目次)をご覧下さい。
 http://homepage2.nifty.com/yamadakenji/1beagle.htm

びーぐる32号表紙.jpg

posted by 高階杞一 at 16:57| Comment(0) | 日記

2016年07月13日

「歌のアルバム」、正解

 今朝は激しい雷雨の音に目が覚めました。時計を見たら6時。外は激しく打ちつける雨の音に混じって雷が鳴り続けています。慌てて開けていた窓を閉めました。それからまたうとうと。夢の中で小説のことなんか考えていました。以前に書いた「歌のアルバム」の1月、雪降る中、伯爵家で殺人が起こるという詩ですが、あれを小説にしたらおもしろい推理小説ができるのではないかと、そんなことを考えているのです。こんな夢を見たのは、前日に読んだ高島俊男さんの文章の中に、檜山良昭という人の『スターリン暗殺計画』という推理小説(?)を推奨する話が出ていたからかもしれません。

 それはさておき、79号の「歌のアルバム」。今回の4作の元歌は、5月以外は簡単に分かるだろうと思っていたのですが、返ってきた感想を見ていると、意外にも難しかったようです。
 誰もが分かったのは6月の「喝采」(ちあきなおみ)。これはいきなり「いつものように幕があき」と歌と同じフレーズから始まるのですぐに歌が頭に浮かぶようです。同じように1行目から歌と同じフレーズで始まる7月。それなのに正解が少なかったのは意外でした。「海岸で若い二人が…」とくればサザンオールスターズの「チャコの海岸物語」以外にないと思っていたのですが、返ってきた答は「ケンカをやめて」や「ひょっこりひょうたん島」などいろいろ。自分が思うほどこの歌はポピュラーではなかったのでしょうか? またこの詩は宮沢賢治の「雨ニモマケズ」との合わせ技にもなっています。さらに付け加えるならば、村上龍の初期の小説に、ホテルで朝を迎えた若い男女がラジオから流れてきたこの歌をしみじみ聴くシーンが出てきます。何という小説だったか忘れてしまいましたが。
 8月はチューリップの「心の旅」。2連目で歌詞を少しアレンジして使っています。この歌はみんなでカラオケに行ったとき、いつも締めに歌う歌になっています。「もしも許されるなら/眠りについた君を/ポケットにつめこんで/そのままつれ去りたい」。この部分、いつも亡くなったこどものことを思いながら歌っていて、詩も必然そういう内容になりました。
 いちばん正解数が少なかったのは5月。正解は「あの素晴らしい愛をもう一度」。これは詩の後半に歌詞が出てくるのですが、少しアレンジしているので分かりにくかったようです。

 最後にそれぞれの歌詞を記します。これを見ながらもういちど今回の「歌のアルバム」を読みかえしてもらえれば幸いです。

 5月「あの素晴らしい愛をもう一度」 http://www.uta-net.com/movie/42579/
 6月「喝采」 http://www.uta-net.com/movie/1310/
 7月「チャコの海岸物語」 http://www.uta-net.com/movie/3058/1_E7XEZJ2Qo/
 8月「心の旅」 http://www.uta-net.com/movie/1920/

posted by 高階杞一 at 12:31| Comment(0) | ガーネット