2016年11月28日

びーぐる、新連載

 びーぐる次号の原稿、ノルマだった2つの原稿を書き終えて、先日編集部に送りました。
 ひとつは特集原稿。もうひとつは新連載の原稿です。
 「詩歌の植物」が終了したので、何か新しい連載を、と編集部から言われていた原稿です。どんな連載にするか、決めるまでずいぶんと悩みました。
 最初に思いついたのは、「徹子の部屋」になぞらえて「きいちの部屋」。これは毎回ゲストを招いて対談するというもの。1回目のゲストは、大ファンである高島俊男さん。ガーネット・タイム(80号)で高島さんのことを書くついでにその著書の数を数えたら、27冊ありました。これは一人の作家の蔵書としては最も多い。
 こんなふうに考えたものの、2回目以降のゲストが思い浮かばない。もちろん会いたい人はいっぱいいるけれど、たいてい関東方面で、これでは時間も旅費もかかる。ということで断念。
 家人に何かアイディアはないかと尋ねると、詩の故郷を訪ねるというのはどうかという。全国各地、詩の生まれた場所を訪ねるというもの。なかなかいい案だが、これも時間と旅費がかかりすぎるということで却下。
 結局思いついたのが、詩を書きはじめた頃のあれこれを、詩人たちとの交遊もまじえながら書くというもの。タイトルは「セピア色のノートから」(ちょっとダサい気もするけれど、ほかに思いつかなくて)。1回目は「詩芸術」のことについて書いています。この後の連載では松下育男さんや岩佐なをさんらも登場する予定です。詩的青春記のようなものになればと思っているのですが、さてどうなるか。

posted by 高階杞一 at 11:44| Comment(0) | びーぐる

2016年11月23日

「詩素」創刊号

 洪水企画発行の詩誌「詩素」創刊号が届きました。同人は池田康・吉田義昭・北爪満喜・坂多瑩子・大家正志・小島きみ子さんら16名。詩のほかに、エッセイ、書評、特別企画などがあり、充実した内容になっている。
 「詩素研究室」という欄では、吉田義昭さんが「「草の実」というポエジィ」と題して拙作の解説をしてくださっている。これは事前に氏から、「自分が今まで書いて一番好きな詩を一篇選んでください」という質問があり、その回答を受けて書かれたものです。
 この質問には弱りました。今まで書いた何百という自作の中から1篇だけを選ぶというのは至難の業です。どの作品もそれなりに愛着があるし、また読むときの精神状態によっても「好きな詩」というのは変わってきます。そこで、「いちばん好きな詩と言うよりも、今の自分の心に響くもの」として3篇を挙げさせていただいた。「草の実」(『いつか別れの日のために』)と「九月になれば」「うみ」(『水の町』)の3篇。読んでもらったら分かると思いますが、どれも去っていく「いのち」と関わっています。この3篇を吉田さんは、山田兼士さんの『高階杞一論』を引用しつつ、7ページにわたりていねいに解説してくださっています。
 読んでいただければ幸いです。

 今日は家人の誕生日。毎年祝日で、全国民から祝われているようないい日に生まれたものです。お祝いに今日は少し上等なお寿司を食べに行く予定です。

posted by 高階杞一 at 11:57| Comment(0) |

2016年11月19日

花嫁の父

今日は「びーぐる」編集同人、山田兼士さんのお嬢さんの結婚式がありました。学生時代、彼女が僕の授業を受けていた縁もあり、披露宴に招かれて行ってきました。場所は大阪・住吉大社。30分ほど早く着いて、本殿の方にぶらぶらと歩いて行くと、本殿の開け放した舞台の上でまだ式が行われていました。屋内でするものだとばかり思っていたので、びっくり。まわりで見ている人に混じって終わりまで見ていました。外人さんも珍しげに眺めていました。
 神式の結婚式を見るのは初めてだったので、へえこんなふうにするんだと、興味深く、また厳かで、神式もいいもんだなと思いました。
 披露宴は境内の神館という会場。ここは神主さんたちの居住区で、滅多に披露宴などに使われない場所だそうです。まわりにはクスノキの巨木などもあって、とてもいい雰囲気の会場でした。
 披露宴もぬくもりに満ちていて、心の和むものでした。
 式の5日ほど前、山田さんと大学で会った時、花嫁の最後のスピーチで泣くんじゃない、と冷やかしたら、いや、泣かないと言っていたのですが、スピーチが始まると、もうボロボロ泣いていました(笑)。何だかんだ言っても花嫁の父だなと思ったことでした。花嫁のスピーチも両親への感謝に満ちたとてもいいものでした。
 山田さん、こんな暴露話を書いてごめんなさい。そして、今日はお招きに預かりありがとうございました。

 住吉大社 http://www.sumiyoshitaisha.net/

posted by 高階杞一 at 23:46| Comment(0) | 日記