2016年12月09日

2つの喪中ハガキ

 年末のこの時期になると、喪中ハガキが次々と届く。たいてい知人の両親等親族の死去を知らせるものなので、淡々と処理をする。しかし、最近届いた届いた2つの喪中ハガキには驚かされた。
 ひとつは犬の写真を載せた喪中ハガキ。喪中ハガキになんで犬の写真など載せているんだろうと、いぶかりながら文面をよく読むと、なんと飼っている犬が亡くなったので年末年始の挨拶を欠礼するという喪中ハガキだった。ペットの死で喪中ハガキをもらうなんて初めてのことなので、かなり驚いた。本当に家族同様かわいがっていたんだろうなあと、花の横で笑っている犬の写真を見ながらしみじみとした。
 もうひとつ驚いたのは、小学校時代の恩師の死を知らせる喪中ハガキだった。最初、奥さんが亡くなられたのかと思っていたら、文面を見て、そうではないのが分かり、びっくり。そして一瞬疑った。去年の12月、このブログの12月13日にも書いたが、僕の行けなかった同窓会の最中、恩師から電話がかかってきて、「みんなで今、君の話をしてるんやで」と元気な声を聞いていたからだった。亡くなられたのは12月1日とのこと。あれからたった1年で亡くなられるとは思っても見なかった。こんなことなら、同窓会に行っておけばよかった、と後悔しても後の祭り。
 この先生にはお世話になった。大好きな先生だった。詩の会にもよく連れて行ってくださった。これについては今までエッセイや年譜に書いたりしてきた。5年の時、たぶん生意気だったからだろう、6年の男子に囲まれて殴られているとき、飛んできてくださった。音楽の時間にはよくクラシックを聴かせてくださったりした。家にもよく招いてくださった。
 そんなことをあれこれと思い出す。享年81。遅まきながらご冥福をお祈りするしかない。 

posted by 高階杞一 at 19:19| Comment(0) | 日記