2017年01月21日

この世界の片隅に雪が降る

 昨日、念願の映画「この世界の片隅に」を観にいってきました。先月調べたときは地元の映画館で上映されていなかったのですが、先日調べたら上映中とあり、しかも上映は昨日まで。これは何としても行かなければと思い、急遽行ってきました。
 この映画館、いつもはガラガラ(数組)なのに、昨日はかなりの入りでした(と言っても全体の1割ちょっとですが)。やはり、キネマ旬報で邦画の1位になったことも影響しているのかもしれません。今朝の新聞にも1面全体に大きな広告が出てました。同じ邦画のアニメでは「君の名は。」が大きな話題になりましたが、こちらは口コミでじわじわと広がっていったようです。
 観た結果は、「君の名は。」よりずっといいと思えました。悲惨な出来事があるけれど、感傷的にならず、ユーモアを交えながら一人の少女が戦争の時代を生きいていく姿が淡々と描かれていて、そこに胸を打たれました。どんなつらい時代でも、まず日々の暮らしがある。それを大切にすることが大事だと、この映画は伝えようとしているようでした。登場人物たちのぬくもりも伝わってきました。知人が言っていたような号泣はしませんでしたが、終戦の玉音放送を聞いたあと、主人公のすずが何のために戦ってきたのかと、怒り、泣き叫ぶシーンではウルッときました。

 今朝起きたら、また雪が降り積もっていました。この世界の片隅に雪が降る。ふっとそんなふうに思えた朝でした。

posted by 高階杞一 at 11:52| Comment(0) | 日記