2019年01月31日

ガーネット締め切り

 今日はガーネット次号の締め切り。ですが、まだ8名中3名からしか原稿が届いていません。でも同人はみなきっちりしているので、たぶん今日中には大半が届くと思います。大丈夫。心配なのは自分の原稿だけ(?)。
 この1週間ほど某同人誌の詩の原稿に悩んでいました。それもやっと今日仕上がり、ホッと一息。かろうじて締め切りに間に合いました。

 今週末3日(日)は大学のスクーリング。翌週は柳波賞の授賞式。群馬県沼田市までの小旅行です。

posted by 高階杞一 at 11:15| Comment(0) | ガーネット

2019年01月27日

出版記念会&吹雪

 昨日は澪標社主・松村信人さんの詩集『似たような話』の出版記念会が梅田でありました。出かけようと玄関の扉をあけたら、猛吹雪。これは積もるかも、と思いながら吹雪の中を車で駅へ向かいました。電車は遅れることなく、無事に梅田に到着。雪の気配はまったくなし。どうやら局地的な吹雪だったようです。
 会場に着くと既に大勢の人で部屋はあふれていました。知っている人の顔もちらほら。何人かの人と話をし、あとは喫煙ルームでタバコを吸ったり、スピーチに耳を傾けたり。主賓の松村さんは終始にこにことしてうれしそうでした。参加者は総勢70人ほど。こんなに人が集まるのも人徳というものでしょう。
 会が終わり2次会もあるようでしたが、こちらは知らない人が大勢いる場所は苦手なので、失礼して帰ってきました。

 夜にまた雪が降りはじめたようで、今朝起きたら、積もっていました。前回より少し多めの2pほど。白く化粧された景色を見ていると、心の中までしんとしてきます。

積雪 窓から.JPG

posted by 高階杞一 at 10:49| Comment(0) |

2019年01月24日

『キリンの洗濯』初版本

 先日、某詩人から、『キリンの洗濯』の初版本がないかという問い合わせがあった。H氏賞受賞詩集を収集しているとのこと。しかも初版本での収集をされているようだった。残念ながら初版本はこちらにも手持ちの1冊しかないとご返事をさしあげた。
 初版(1989年3月刊)の発行部数は400部。これは3ヶ月ほどで全て売り切れた。というのも、4月に朝日新聞の全国版で紹介されたからだった。急遽500部を増刷したが、これも8ヶ月ほどで完売。そして翌年3月にH氏賞を受賞し、さらに1000部を増刷、ということになる。この当時のてんやわんやぶりは「びーぐる」38号の「藤富保男追悼特集」号に書いた。藤富さんは鳴りやまない注文の電話に孤軍奮闘対応してくださった。その時のことを今また思い出す。
 今回の件を受け、古書店でも初版本が手に入らないか調べてみた。そうしたら2件ほどヒットした。1店は30,000円、もう1店では21,000円で販売されていた。後者では30,000円に2重線を引き、特価としてあった。ただネットのアドレスを見ると、どちらも同じなので、実際は1店1冊のみしかないということになる。

 https://item.rakuten.co.jp/fuyu-shobou/10002246/

 http://rosemarysawyer.pw/fuyu-shobou/10002246/

 上のサイトの写真を見て、何か気づかれることはないでしょうか? 『キリンの洗濯』をお持ちの方は自分の本と見比べてみてください。そう、キリンの体の色が違うのです。初版では少しだいだい色がかった色ですが、2版以降は鮮やかな黄色になっています。これは絵の作者(原律子)の色指定を無視して、僕自身が変えた結果そうなったものです。扉に洗濯機の絵が描かれていますが、その中の黄色の方がキリンらしくていいと思い、藤富さんを通して印刷所にお願いしたのでした。これは今となれば、作者の原律子さんに申し訳ないことをしたと思っています。
 ということで、原画に忠実なのは初版本のみと言うことになり、この意味でも初版本は貴重であると言えるかもしれません。

 なお、初版にこだわるのでなければ、まだ9版が200部ほど余っているので、こちらをお求めいただければ幸いです。販売は下記「とぶりんネット」で行っています。

 http://toburin.cart.fc2.com/

posted by 高階杞一 at 12:09| Comment(0) |

2019年01月19日

「びーぐる」42号、刊行!

「びーぐる」42号が出ました。今号の特集タイトルは「『赤い鳥』創刊百年−童謡詩に挑戦」。
 鈴木三重吉が児童文芸誌『赤い鳥』を創刊したのが1918年(大正7年)6月。創刊から百年目を迎えたのを機に特集を組むことにしました。 「現代における童謡の意義と可能性」と題した論考と、アンケート「わたしの好きな童謡」、そして童謡詩(新作)の3本立て。これらを通して新しい童謡の姿が見えてくることを願って組んだのですが、さて願い通りの結果となったかどうか。読者の判断を待ちたいと思います。
 ちなみに僕も童謡詩に挑戦しています。タイトルは「はらへるこざる」。詩の裏にいろんな思いを込めて書いたのですが、これもどう読まれるか気になるところです。
 連載「セピア色のノートから」の9回目は「詩への旅立ちB第1詩集『漠』へ」と題して、1980年に刊行した第1詩集に至る経緯を書いています。こちらも御一読を。

 詳細は山田兼士さんのホームページ(42号の目次)をご覧下さい。
 http://yamadakenji.la.coocan.jp/1beagle.htm
 定価1,000円(税込み)。発行所「澪標」。
 入手方法
 澪標に電話(06-6944-0869)またはメール(matsumura@miotsukushi.co.jp)で注文。

びーぐる42号表紙.jpg

posted by 高階杞一 at 13:04| Comment(0) | びーぐる

2019年01月16日

森雅之『追伸』

 先日、詩誌「スフィンクス考」の誌名は漫画家の伊藤重夫さんの作品集『チョコレート・スフィンクス考』から名付けたと書きました。ついでながら、そのあとに創刊し、現在も続いている「ガーネット」の誌名もマンガの作品名が由来となっています。作者は森雅之さん。森さんの第1作品集『夜と薔薇』に収められた「ガーネット」に魅せられ付けたものでした。短いけれど心に残る作品で、誌名にはこのマンガのように、「読む人の心に深く届く詩を」という思いを込めています。
 この『夜と薔薇』との出会いも今となってははっきりとしません。伊藤重夫さんのマンガと同様、知人から薦められ入手したのだと思います。その経緯はともかく、一読後たちまち惹かれ、それからずっと新刊が出るたびに読み続けています。
 森さんは短編作家ですが、ひとつだけ長編のマンガを描いています。それが標題に記した『追伸』。去年の9月に新装復刻版が出たようです。まだ携帯もない時代、遠距離恋愛をする若い男女の心の機微が描かれています。帯には「どんどん力が抜けてゆく… 途中2ウル。後に3ポタ。私の凝り固まった全神経は瞬時に溶かされた。」と女優の永作博美さんが記しています。本当にこの言葉のように心に沁みる1冊です。多くの人に読んでもらえたらと思っています。
 森さんは現在「びーぐる」に短編を連載中。こちらもぜひご愛読を。

 昨日で大学の授業も終了。長い春休みに入りました。

森雅之『追伸』.jpg

森雅之『追伸』(バジリコ 2004年6月刊)

posted by 高階杞一 at 13:22| Comment(0) |