2019年02月27日

新詩集発行に向けて

 この半月ほど新詩集発行に向けて原稿のまとめなどをしていました。本文の原稿は1週間ほど前に編集部に送り、苦戦していたあとがきも今日何とか書き終わり、送りました。
 今回の詩集は今までの詩集とはちょっと毛色の違った詩集です。まだ内容は明かせませんが、それなりにユニークな詩集になると思います。発行は今の流れで行けば5月頃になると思います。乞うご期待。

 2月もあと1日で終わり。このあとは「びーぐる」の原稿に取り組む予定です。

posted by 高階杞一 at 12:53| Comment(0) |

2019年02月25日

細見さん、日本詩人クラブ詩界賞受賞!

 「びーぐる」編集同人の細見和之が『「投壜通信」の詩人たち』(岩波書店)で今年度日本詩人クラブ詩界賞を受賞した。細見さん、おめでとう!
 この本についてはガーネット85号で次のように紹介している。

 副題に「〈詩の危機〉からホロコーストへ」とあるように、目前の危機に対して詩人たちが如何に対処したかを、各々の詩作を取り上げながら考察した書。エドガー・ポーから始まり、マラルメ、ヴァレリー、エリオット、カツェネルソン、ツェランといった詩人たちが取り上げられている。ポーについては、先に挙げた安藤元雄さんの書でも、ボードレールに強い影響を与えた詩人として取り上げられている(本書ではそれをさらに詳述)。
 ホロコーストをはじめとした時代の危機に並々ならぬ関心を寄せる著者が、渾身の力を込めて綴った書。

カツェネルソンはワルシャワ・ゲットーを生きのび、ヴィッテル収容所で『滅ぼされたユダヤの民の歌』 を、文字通りの投壜通信として書き上げ、地中に埋めながらも、最後はアウシュヴィッツで虐殺された。それに対して、ホロコーストを生きのび、まさしくホロコースト以降であることを主題として詩を書きつづけたのが、パウル・ツェランである。(中略)ポーにはじまった「壜のなかの手記」というモティーフが、ホロコーストという現実をへて、ツェランにおいて徹底的に自覚されたともいえるのだ。
           (「パウル・ツェランとホロコースト(上)」より)

 同じく日本詩人クラブ賞には空とぶキリン社発行の長嶋南子詩集『家があった』が候補に挙がっていたが、こちらは惜しくも受賞を逃した。残念。しかしまだ他の賞の候補にも挙がっている。そちらを期待して待つことにしよう。

posted by 高階杞一 at 11:06| Comment(0) |

2019年02月23日

ガーネット87号、発刊!

 午前中に予定通りガーネットの最新号(87号)ができあがってきました。
 早速用意していた封筒に詰めて、1時間半ほどで完了。午後には集荷に来てもらって、発送も完了。台湾在住の高木敏次分と合わせて189部。26日(火)までには読者のお手元に届くと思います。
 今回は発行予定日より1週間ほど早くできました。こんなことは珍しい。
 今号の表紙は若草色の地と薄い焦げ茶の絵という配色。これは家人の選択。さてどうでしょうか。
 拙作の詩は2篇。「春の足し算」と「不思議な森の一行目」。前者はこれまでの流れの作品ですが、後者はこれまでとはかなり毛色の違う作品になりました。どういう感想が届くか気になるところです。
 ガーネット・タイムは「言葉が出てこない」というタイトルで、最近のボケぶりを書いています。それなりにおもしろく読んでいただければ幸いです。

 今号の詳細(目次)をホームページに載せました。「ガーネットの最新号」の欄をご覧ください。
   http://tkiichi.sakura.ne.jp/page003.html

 購読ご希望の方は同じく「ガーネットの入手方法」の欄をご覧ください。
   http://tkiichi.sakura.ne.jp/page006.html

ガ87号 表紙.jpg

画像では黄色っぽく見えますが、実際は若草色です。

posted by 高階杞一 at 16:47| Comment(0) | ガーネット

2019年02月18日

ガーネット87号、編集完了!

 ガーネット87号の編集が完了し、今朝、版下を印刷所に送りました。22日(金)に仕上がり、23日(土)には届く予定です。
 1週間ほど早い仕上がりですが、今回は最後の版下作りで苦労しました。昨夜の2時頃までがんばったものの仕上がらず、今朝は早めに起きて作業を再開。9時半頃には何とか仕上がり、印刷所に版下をメールで送付。ホッと一息ついて、版下を見直していたら、間違いを発見。寄稿者の名前なのでこれはまずいと、再度作成。できあがったものを念のために見直していたら、またまた間違いを発見。今度は矢印の向き。ワープロソフトの一太郎では正しい向きになっているのに、それをPDFにすると、違う向きになるという現象。前にもこれで失敗しているので、今度は原稿の方の矢印をPDFで正しい向きになるように修正。そんなあれやこれやを繰り返し、最終的に仕上がったのは10時半。メールで差替え版を送付して、やっと完了。これで(たぶん)大丈夫。それにしても疲れた〜。

posted by 高階杞一 at 12:25| Comment(0) | ガーネット

2019年02月15日

柳波賞受賞作品

 先日書いた柳波賞の受賞作品を紹介します。

  くさもち
         増田邦比古

 そうしゅんの うみの
 いろをした
 ははの つくった
 くさもちの
 えくぼ みたいな
 ゆびのあと
 なみだが たまる
 ゆびのあと
 
 のやまが うるんだ
 においした
 ははの つくった
 くさもちに
 つげる あふれる
 ありがとう
 つげる いっぱい
 ごめんなさい

 各連冒頭2行の修辞が巧みで、 最後の2行からはふるさとを離れた人のその後の人生まで見えてきます。

 その他の入賞作品は沼田市の次のサイトでご覧いただけます。

 http://www.city.numata.gunma.jp/kyouiku/shakai/1006425/1006104.html

 目下、ガーネット次号編集の最後の追い込みに入っています。後もう少し!

posted by 高階杞一 at 12:24| Comment(0) |