2016年02月25日

第17回柳波賞 受賞作品

 今月7日に授賞式が行われた第17回柳波賞の受賞作品を紹介します(ガーネットの編集作業に追われていて、すっかり忘れていました)。応募作1,415篇の中から次の作品が選ばれました。

     もずよ
                金井 勉

  りんごの
  小枝の先に
  蛙の干物が ゆれている
  もずが忘れた はやにえか
  風が吹くたび
  ひかってる
  
  ごらんよ
  もうじき春だ
  りんごの蕾が うごきだす
  もずよ 急いで食べないと
  風に さらわれ
  なくなるぞ
  
  もずよ もうすぐ
  りんご畑は 花の波

 「はやにえ(速贄)」というのは、虫などの餌を木の枝に刺しておくモズの習性(原意は初物の献上品)。今ごろの季節にぴったりのいい詩ですね。満開になったりんご畑が見えてくるようです。ちなみに作者は80代の男性です。

 ここ数日、ガーネットの発送準備作業をしていました。昨日完了し、あとは土曜日に届くのを待つばかりです。表紙の配色がうまくいったかどうか、ちょっと心配ですが。

 昨日から急に寒くなり、真冬に逆戻りしたような感じです。三寒四温と言う通り、春はゆっくりと近づいてくるようです。でも、上の詩のように、春はもうすぐ!

posted by 高階杞一 at 12:14| Comment(0) |
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