2016年07月13日

「歌のアルバム」、正解

 今朝は激しい雷雨の音に目が覚めました。時計を見たら6時。外は激しく打ちつける雨の音に混じって雷が鳴り続けています。慌てて開けていた窓を閉めました。それからまたうとうと。夢の中で小説のことなんか考えていました。以前に書いた「歌のアルバム」の1月、雪降る中、伯爵家で殺人が起こるという詩ですが、あれを小説にしたらおもしろい推理小説ができるのではないかと、そんなことを考えているのです。こんな夢を見たのは、前日に読んだ高島俊男さんの文章の中に、檜山良昭という人の『スターリン暗殺計画』という推理小説(?)を推奨する話が出ていたからかもしれません。

 それはさておき、79号の「歌のアルバム」。今回の4作の元歌は、5月以外は簡単に分かるだろうと思っていたのですが、返ってきた感想を見ていると、意外にも難しかったようです。
 誰もが分かったのは6月の「喝采」(ちあきなおみ)。これはいきなり「いつものように幕があき」と歌と同じフレーズから始まるのですぐに歌が頭に浮かぶようです。同じように1行目から歌と同じフレーズで始まる7月。それなのに正解が少なかったのは意外でした。「海岸で若い二人が…」とくればサザンオールスターズの「チャコの海岸物語」以外にないと思っていたのですが、返ってきた答は「ケンカをやめて」や「ひょっこりひょうたん島」などいろいろ。自分が思うほどこの歌はポピュラーではなかったのでしょうか? またこの詩は宮沢賢治の「雨ニモマケズ」との合わせ技にもなっています。さらに付け加えるならば、村上龍の初期の小説に、ホテルで朝を迎えた若い男女がラジオから流れてきたこの歌をしみじみ聴くシーンが出てきます。何という小説だったか忘れてしまいましたが。
 8月はチューリップの「心の旅」。2連目で歌詞を少しアレンジして使っています。この歌はみんなでカラオケに行ったとき、いつも締めに歌う歌になっています。「もしも許されるなら/眠りについた君を/ポケットにつめこんで/そのままつれ去りたい」。この部分、いつも亡くなったこどものことを思いながら歌っていて、詩も必然そういう内容になりました。
 いちばん正解数が少なかったのは5月。正解は「あの素晴らしい愛をもう一度」。これは詩の後半に歌詞が出てくるのですが、少しアレンジしているので分かりにくかったようです。

 最後にそれぞれの歌詞を記します。これを見ながらもういちど今回の「歌のアルバム」を読みかえしてもらえれば幸いです。

 5月「あの素晴らしい愛をもう一度」 http://www.uta-net.com/movie/42579/
 6月「喝采」 http://www.uta-net.com/movie/1310/
 7月「チャコの海岸物語」 http://www.uta-net.com/movie/3058/1_E7XEZJ2Qo/
 8月「心の旅」 http://www.uta-net.com/movie/1920/

posted by 高階杞一 at 12:31| Comment(0) | ガーネット
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