2017年03月27日

春のスイッチ

 昨日、拙作「春のスイッチ」が東京新聞のコラムに出ていたと、関東在住の知人が知らせてくれました。ネットにもアップされていました。次のようなコラムです。

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017032502000142.html

 ここには、鳥には日照時間の長短を感じる「第二の目」があると出ています。これによって「恋のスイッチ」が入るのだと。しかし、これは鳥に限らない。植物にも同様の「第二の目」がある。これによって植物は花を咲かせる時期や落葉する時期を知る。そんなことを刊行に向けて作業中の『詩歌の植物』にも書いています。

 昨日、新詩集の編集作業(ページ割りなど)を終え、編集者の方に送りました。これで一段落。
 『詩歌の植物』も、新詩集も校正の出てくるのを待つばかり。編集者は目下仕事が山積しているようなので、少し時間がかかりそうですが。
 空とぶキリン社の詩集も表紙絵のラフ案が出てくるのを待っている状態です。4月になればどれもいっせいに「スイッチ」が入ると思います。
 それまではゆっくりと本でも読みながら待つことにします。
 
posted by 高階杞一 at 11:37| Comment(0) |

2017年03月25日

三好達治賞贈呈式

 昨日は三好達治賞の贈呈式がありました。場所は大阪市中央公会堂。最寄り駅でばったり会った神尾和寿とともに1時前に会場に着くと、大橋さんの姿は見えず。どうしたのかなと思っていたら、5分ほどして到着しました。新大阪の駅でタクシー乗り場が分からず、少しうろうろしていたとのことでした。
 大橋さんと会うのは実に14年ぶり。髪が白くなり、それなりに老けた感じはしたものの、外見に大きな変化はなく、安心しました。少し話をした後、ヘビースモーカーの大橋さんを伴って神尾君と3人で屋外へタバコを吸いに行きました。公会堂のすぐ前の大川沿いに三好達治の詩碑があります。その前で受賞の感謝を捧げつつ、しばしプカプカ。
 贈呈式では「大橋政人の人と詩について」という演題で20分ほど話をしました。笑いも起こってけっこう受けていたようなので、ホッと肩の荷を下ろしました。
 3時からは懇親会。いろんな人のスピーチを聴きながら、こちらも和やかなうちに終了。そのまま群馬へ帰るという大橋さんをタクシーで見送って、山田兼士、細見和之、やまもとあつこの4人で近くの居酒屋へ行き、2次会。ここで3時間ほど。日本酒がおいしくて、ついつい飲み過ぎてしまいました。
 帰宅は9時半頃。そのあと急激な眠気に襲われ、コタツで1時間ほど爆睡。起きて、1時間ほどニュースなどを見て、フトンに入ったものの眠られず、起きてまた寝酒の飲み直し。結局寝たのはいつもと同じ3時頃になりました。
 大橋さんを始め、旧知の人たちにも会え、楽しい1日でした。

三好達治賞(大橋)贈呈式 003.JPG

表彰状贈呈

三好達治賞(大橋)贈呈式 009.JPG

大橋さんの受賞スピーチ

三好達治賞(大橋)贈呈式 011.JPG

審査委員らと共に記念撮影。なぜか僕も壇上に上げられて。

posted by 高階杞一 at 11:58| Comment(0) |

2017年03月15日

新詩集刊行に向けて

 5日ほど前から新詩集刊行に向けての作業を始めました。
 まずは収録作品の選択から。
 『水の町』以後の作品のほか、それ以前に書いたものの内容上収録を見合わせていたものを抜き出して、並べてみたら40篇ほどになりました。この中から出来の悪いものを除外して、30篇ほど残りました。これらをどのように並べて1冊の詩集にまとめるか。これにかなりの時間がかかりました。
 3冊前の『いつか別れの日のために』、その次の『千鶴さんの脚』、そして前詩集『水の町』。どれも書いた時期と内容が一貫していて、まとめるのにそれほど苦労しませんでしたが、今回は苦労しました。というのも、詩の内容がバラバラなためでした。『水の町』以降、それまでの書き方に飽きて、全くこれまでと違う詩の形を模索した結果、そうなったようです。
 あれこれと考えて、5つの章に分け、何とかまとめることができました。同時に詩集名も決めました。まだ秘密ですが、『いつか別れの日のために』と同じくらい長いタイトルになりそうです。
 目下、個々の作品を見直しています。詩集収録時にほとんどの作品に手を入れるのが常ですが、今回もそうなっています。この作業もあと少し。
 この新しい詩集を読んで、これまでの読者がどう思うか、気になるところです。実験的な作品も多いので、拙作を読み慣れた読者は違和感を覚えるかもしれません。こんな詩はイヤだという読者も出てくるかもしれません。前に進んでいくためには、それも仕方のないことですが。
 
posted by 高階杞一 at 18:30| Comment(0) |

2017年02月26日

「詩歌の植物」、校正完了!

 「詩歌の植物」初校の校正が、3日ほどかかってやっと完了しました。
 文章の校正もさることながら、レイアウトにもこだわりがあるので、細かくチェックし、修正を依頼。さらに今日は17章ある章の順番の入れ替えも行いました。当初は書いた順に並べていたのですが、それだと見開きの左ページから始まるものが多く出てくるので、なるべく右ページから始まるようにした結果です。章の順番を入れ替えると、最後の参考文献や初出一覧などの順番も変わってくるので、編集者の手間を増やすことになり、申し訳ないと思いつつ、そこはよろしくとお願いをして。

 今月末締め切りだった詩も書き上げて先日送りました。
 次は空とぶキリン社の詩集の編集にかかります。これまたかなり時間がかかりそうですが、1週間ぐらいのうちには何とか本文の版下を仕上げられたらと思っています。

 あと2日で2月も終わり。
 もうすぐ本格的な春の到来です。がんばろう。

posted by 高階杞一 at 18:53| Comment(0) |

2017年02月06日

柳波賞授賞式

 柳波賞授賞式の旅から帰ってきました。
 一昨日の土曜日2時過ぎにに家を出て、新幹線で上京。とてもいい天気でしたが、静岡を過ぎる頃には暗くなってきて、期待した富士山が見られずに残念でした。東京には6時半過ぎに着き、宿のある神田へ移動。ホテルで一服したあと、神田駅前の居酒屋へ。柳波賞授賞式前日恒例の飲み会で、この日の参加者は女性4名、男性1名の5名。ほぼいつものメンバーです(ひとりが初参加)。
 宴会は例年のごとく盛り上がり、気がついたら11時過ぎになっていました。今回も4時間以上飲んでいたことになります。日本酒をたくさん飲みすぎたせいか、さすがに回復困難で、すぐにベッドに入り、寝入ってしまいました。
 翌日も快晴で、上越新幹線に乗り、上毛高原駅へと向かいました。川端康成の小説そのまま、国境の長いトンネルを抜けると雪国になりました。駅まで迎えに来てくださっていた沼田市職員の方の車に乗り、授賞式会場のある沼田市へと移動。
 11時から受賞者の方々と懇談&昼食会。授賞式では短い講評をして終了。
 式が終わり、窓の外を見ると、ぼたん雪がはげしく降っていてびっくり。天気が急変したようでした。帰りの新幹線では往きと逆に、国境の長いトンネルを抜けると雪はなくなっていました。

 今年(第18回)の柳波賞受賞作品を紹介します。今までにない異色の作品が選ばれました。

     かたあしすずめ
                志賀 哲敏

 かたあし なくした すずめのこ
 どこで なくした かたあしは
 からすに くわれた
 いや ちがう
 ねこに くわれた
 いや ちがう
 くるまに ひかれた
 いや ちがう
 かあさんの おなかに おいてきた
 かあさんの おなかに もどろうか
 そとは こんなに さむいから
 ひとりぽっちは
 さむいから

posted by 高階杞一 at 23:31| Comment(0) |