2017年08月02日

旧仮名の勉強

 この1週間ほど、旧仮名遣いの勉強をしています。別に旧仮名で詩を書こうと思ったわけでもないのですが、なんとなく旧仮名の文章を読んだりしているうちに興味が湧いてきたようです。勉強している内に、旧仮名で書こうと思えば、文語の文法も知る必要があると分かり、文語も併せて勉強中。文語の勉強なんて、大学受験のとき以来です。あの頃はイヤイヤやっていたけれど、自分で興味を持ってやると、なかなかおもしろい。勉強なんてそんなもんだと今さらながら納得。

 と言うわけで、以下は旧仮名遣いで。

 けふは昼から雷雨などでのびのびになつてゐた草刈りをする予定。とつぜん雨が降つてきたりしなければいいのですが。どうだらう。
 明日は印刷所で空とぶキリン社詩集の打ち合はせ。9月上旬には発行できさうです。
 さうしてそのあとはいつものメンバーでミニミニ出版記念会。楽しみ。

 どこか間違つてゐないかな?
 
posted by 高階杞一 at 12:04| Comment(0) | 日記

2017年07月29日

葉ね文庫

 先日、葉ね文庫に持参した拙著が店内に並び始めたようです。店長の池上さんがツイッターで紹介してくださっています。

 https://twitter.com/tobiyaman/status/890922150307151875

 ここにも書いてあるように、もう絶版になって古書店以外では手に入らない詩集も納本しました(もちろん新品です!)。ただ最初の2冊(『漠』『さよなら』)及び『春'ing』は手元に2部しかないため、納本できませんでした。これらは古書店で探していただくしかありません。

 葉ね文庫のホームページはこちら。

  http://hanebunko.com/

 10畳ほどの店内に本が所狭しと並んでいました。土足厳禁で、スリッパに履き替えて入るのにはちょっと驚きました。中には椅子が置かれ、自由に本も読めるようです。珍しい詩歌専門の書店であり、くつろげる雰囲気なので、ファンも多く、遠方から来られる方もいるようです。
 興味のある方はぜひ一度訪ねてみてください。

posted by 高階杞一 at 10:59| Comment(0) |

2017年07月26日

夏休み!

 昨日で大学の前期は終了。今年の学生たちは予想に反して脱落者はほとんどなし。例年なら、5月の連休を過ぎた頃から一人減り二人減りして、前期も終わる頃には3割近く授業に出て来なくなるのですが、今年の脱落者はまだ一人だけ。優秀です。まあこれが当たり前ではあるのですが。
 何はともあれ、今日から夏休み。週に一度だけの出講ですが、授業があるのとないのと気分的にはかなり違います。締め切りもしばらくないので、ゆっくりと読書でもしようかと思っています。

 昨日の帰り、大阪・中崎町にある「葉ね文庫」に拙著を大量に抱えて行きました。「葉ね文庫」は詩歌専門の書店で、詩歌人にはよく知られた書店のようですが、ぼくはつい最近知りました。ガーネットを置きたいとの依頼があり、そのついでに拙著もとなった次第です。この詳細についてはまた後日お伝えします。

 拙著といえば、5月に初の散文集『詩歌の植物 アカシアはアカシアか?』が出て、今月初めには詩集『夜とぼくとベンジャミン』が出ました。どちらにもたくさんの感想が返って来ています。ていねいに感想を寄せてくださった皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。

posted by 高階杞一 at 13:02| Comment(0) |

2017年07月21日

「びーぐる」36号、刊行! & 直木賞・佐藤正午

「びーぐる」36号が出ました。
 今号の特集は「ボードレールと現代」。没後150年にあわせての特集です。論考、エッセイ、アンケートの3本柱からなっています。執筆陣は粟津則雄、安藤元雄、鈴村和成ほか多数。
 拙作「セピア色のノートから」連載3回目は、岩佐なをさんを取り上げました。「詩芸術」に投稿された初期詩篇も多く引用しています。
 4月に開催された「第3回びーぐる詩祭」座談会の模様も収録。
 定期購読者への特典「別冊付録」の今回のテーマは「夏」。編集同人の計8作品を収めています。ぜひご購読を。

 詳細は山田兼士さんのホームページ(36号の目次)をご覧下さい。
 http://yamadakenji.la.coocan.jp/1beagle.htm
 定価1,000円(税込み)。発行所「澪標」。
 入手方法
 澪標に電話(06-6944-0869)またはメール(matsumura@miotsukushi.co.jp)で注文。

 昨日、芥川賞と直木賞の発表があり、直木賞には佐藤正午さんの「月の満ち欠け」が決まった。
 氏のデビュー作「永遠の1/2」はとてもおもしろい小説だった。その後数冊読んだが、それ以来ずっとご無沙汰だった。今回の受賞はめでたいことではあるけれど、直木賞よりも芥川賞の方が氏にはふさわしい気がする(芥川賞は新人が対象なので今は無理だけど)。ストーリーよりも文体で読ませる作家なのでそんな気がするのだが、まあ、それはともかく、今回の受賞で氏の作品があらためて注目されるのはいいことだと思う。

びーぐる36号表紙.jpg

posted by 高階杞一 at 11:53| Comment(0) | びーぐる

2017年07月19日

屋外授業

 昨日は大学の授業。朝から小雨が降っていたが、3限目の授業が終わった頃から晴れてきた。そこで5限目の授業は屋外で植物観察。詩作の授業なのに植物観察というのも変だけれど、受講している学生たちが、別の授業で植物を見て詩やレポートを書けという課題を出されたらしく、それで「先生、案内してください」と頼まれて屋外での植物観察となった次第。
 校内を歩きながら目についた植物の説明をしていく。緑にあふれた大学なので、植物の種類も多い。クヌギ、カシ、シイ、ヤマモミジ、サルスベリ、ムクゲ、ハギ、クズ、ヤマブキ…など20種類ほど教えただろうか。単に植物名だけでなく、それぞれの特徴やその植物にまつわる事柄なども話していく。例えば、ヤマブキでは一重と八重の花があり、八重咲きは実を付けない。それで和歌に「実のひとつだになきぞかなしき」というような歌があるとか、ハギやクズのところでは秋の七草の覚え方を伝授。「お好きな服は」と覚えるんだよとか。
 そんな中、一番興味を持ったのはヤマモミジの実のようだった。プロペラの羽のような実を空中に放り投げ、これは風に乗って遠くまで運ばれていくための仕組みだと教えると、驚いたような顔で見ていた。ほかの植物のことは忘れても、これだけは覚えていてくれるだろうな、たぶん。

posted by 高階杞一 at 16:21| Comment(0) |